奨学金返済の滞納
奨学金制度と言う制度があり、お金がない学生に対して入学金等を支援してくれる制度なのですがここ数年、奨学金を利用して学校に通う人が増えて来ている一方で、奨学金の返済に関しては滞納している人が増えて来ているという傾向があるそうです。
奨学金の返済をする時には後から借りるであろう、学校の後輩達の為にも積極的に返済をして行って欲しいお金であると思います。返済を滞納してしまう事によって、その学校の生徒が奨学金を受けられないと言う事態になってしまう可能性があるからです。
そこで、こうした奨学金の返済が滞納していると言う事態を重く受け止めた日本学生支援機構は奨学金を返済してくれるように対策案を練り上げ、案をまとめた様です。
その案の一つとして挙げられるのが、法的措置を取ると言う事です。今までは滞納を1年以上した人に対してのみ督促をしたり、支払の強制執行をしたりする等法的措置が取られていたようですが、今後は滞納した人全員に対して法的措置を施すなどして厳しく対処させられる事になる様です。
次の案としては、奨学金を渡した学生の卒業校毎に、延滞率が高い卒業校を調べ警告に対して改善される余地がないと判断された場合に大学名を公表する事にすると言う事です。奨学金を渡す際にきちんと学校側は返済に関しての説明をしていると思います。それが滞納しているとなると学校の責任問題にも発展しかねません。ですから指導不十分と言う事で学校を公表して学校側の指導を促すと言う事の様です。