固定資産税を滞納した場合の対処

年金受給者で固定資産税を払わなければならない場合で、固定資産税を滞納してしまった場合、年金を差し押えられてしまうと言うケースがあります。

 

こう言った場合、固定資産税を滞納している期間は年金が差し押えられると言う対処がされてしまうのですが、もちろん固定資産税を払ってしまうと年金は普通に受給される事になります。しかし、滞納した場合に支払わなければならない金額は固定資産税に滞納した期間に応じての延滞金が加算される事になります。延滞金が加算された金額は後から送付されてくる「催告書」に記載されていますので、それを確認すれば良いと思います。

 

滞納している固定資産税は一括で支払うと言うものでは必ずしもありません。分割でも大丈夫ですので取り扱っている機関に相談してみましょう。また最悪の場合、固定資産税がかかる対象の物を売却した金額で滞納金を支払っても良いと思います。

 

また自己破産したら税金も免除されるんじゃないかと思われがちですが、免除される事は基本的には無いと思ってくれれば良いと思います。もし恩恵を受けられたとしてもせいぜい延滞金がカットされる位じゃないでしょうか?財産の差し押さえも今ある財産全部が押さえられる訳ではなく、収入に対して上限が決められていますので最悪無収入になる事は避けられると思います。

 

以上の様な事から固定資産税を滞納した場合、対処としては延滞金がかかると言う事、財産の差し押さえが行われると言う事が挙げられ、しかも納税は国民の義務になりますので逃げる事も出来ませんので、きちんと支払う様にするしか対処方法は無いと言う事になります。